あらすじ

古代遺跡の中に隠されていた、高度なコンピュータープログラム「ヤーマ」。その「ヤーマ」が、世界中のコンピューターを支配下に置き、人類を抹消する「終末計画」を実行に移そうとしている。優は仲間たちと共に「ヤーマ」の中枢部に潜入。人類の存亡を賭けて繰り広げられる、人間とコンピューターの対決の行方は…。
スプリガン 1巻

危険と思われる超古代文明の遺産を封印することを目的に活動する組織がある。その組織の名は「アーカム」。そして、「アーカム」の誇る特殊工作員を、遺跡に出現するという伝説の妖精にちなんで「スプリガン」と呼ぶ。御神苗優16歳は、その「スプリガン」のひとりだ。A・M(アーマードマッスル)スーツという驚異の装甲強化服を武器に、優が世界の平和を守るために立ち上がり、様々な敵と対決する!!

スプリガン 2巻

「パレンケの仮面」に取り憑かれてしまった香穂を救うため、メキシコへやってきた優と初穂。そこには魔術によって豹に変えられてしまった人間たち「人豹(ワージャガー)」の集団がいた。その人豹たちに襲われた優と初穂は、必死の攻防を繰り広げるが大苦戦。だが、そこにダッチ・メイトリクスが現れて…。

スプリガン 3巻

インドにある「帰らずの森」の探索にやって来た優。この森は一度入ったら二度と出られないといわれ、地元の人間でさえ近づかない魔の森だ。しかし、ここには不老不死の妙薬「神酒(ソーマ)」があるという。その神酒を狙って、「アーカム」を目の敵にしている兵器開発集団「トライデント」も動き出しているらしく…。

スプリガン(4)

イタリアの古い教会で発見された「混乱の魔法陣」が、何者かに奪われた。優の師匠・朧が現地に派遣され、魔法陣に密接に関連する女性、シスター・ケイトの護衛を務める。だが、すぐにふたりとも連絡を断ってしまう…。知らせを聞いた優は、紛争が続くバグダッドへと飛ぶ!

スプリガン(5)

古代遺跡の中に隠されていた、高度なコンピュータープログラム「ヤーマ」。その「ヤーマ」が、世界中のコンピューターを支配下に置き、人類を抹消する「終末計画」を実行に移そうとしている。優は仲間たちと共に「ヤーマ」の中枢部に潜入。人類の存亡を賭けて繰り広げられる、人間とコンピューターの対決の行方は…。

スプリガン(6)

若者が突然老化し、死亡する怪事件が多発。その数は国内で確認されただけでも10数件を超え、新種の麻薬が原因であることが判明した。「神酒(ソーマ)」と呼ばれるその麻薬を服用すると老化が止まり、さらに若返るという。しかも、服用効果時間中は、身体を斬られようが、撃たれようが、文字通りの不死になるという。

スプリガン(7)

インカ時代以前の遺跡から、人間の脳外科手術の方法が記された、石造りの立体模型が発見された。それは非常に精密で、頭蓋骨の部分を開くと神経細胞の接続図が記されている。だが、その立体模型をもとに行った実験的手術の結果、ひとりの男が怪物に変貌してしまった。優はこの事態を収拾しようとするが…。

スプリガン(8)

優との決着を付けるため、辺地までやって来た暁巌とボー・ブランシェ。だがふたりはトライデントの部隊「COSMOS(コスモス)」と鉢合わせ、逆に狙われてしまう。トライデントは「COSMOS」本隊と共に日本に向かう途中だった。フォッサマグナの活動に影響を与え、日本を沈没させようとしているのだ。日本を守るための壮絶な闘いが始まる!