あらすじ

2人の子育てに疲弊している限界ワンオペママの四辻(よつつじ)。子どもは可愛いけれど、「自分の居場所がない」「生きている感じがしない」と常にストレスMAXな日々。そんな時出逢った推しジャンルで、二次創作に目覚め、毎日が輝くように。次は同人イベントにいきたい、しかし子どもを預ける場所がない……。そして、周りのオタクママ・パパたちも育児のために自分の好きを閉じ込めている現実を知って……そうだ自分で作ってしまおう!
同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました
2人の子育てに疲弊している限界ワンオペママの四辻(よつつじ)。子どもは可愛いけれど、「自分の居場所がない」「生きている感じがしない」と常にストレスMAXな日々。そんな時出逢った推しジャンルで、二次創作に目覚め、毎日が輝くように。次は同人イベントにいきたい、しかし子どもを預ける場所がない……。そして、周りのオタクママ・パパたちも育児のために自分の好きを閉じ込めている現実を知って……そうだ自分で作ってしまおう!
蘇れ!! 不死夫さん

蘇れ!! 不死夫さん

フリーカメラマンのゆめこが帰宅すると、家の中にトサカが燃えている謎のニワトリが……。その正体はなんと不死鳥!? 不死鳥・不死夫とお一人様女子・ゆめこが、ケンカしたり燃え尽きたり復活したりするドタバタコメディー!
試し読み
PENGUIE MAN

PENGUIE MAN

人類が知らない地球。そこには極寒の地に暮らす、ペンギンに似た二足歩行の知的生命体「ペンギーマン」が存在していた。彼らは過酷な環境に適応しながらも、飢えや寒さ、更には永遠に明けることのない「極夜」に怯えながら、なんとか集団生活を営んでいた。そんな中、主人公の少年は、村の皆から「イラナイ」と呼ばれる不思議なものたちと暮らす変わり者のおじさんと出会い、やがて旅に誘われる。どこかにある資源豊かな新天地を目指して、荒れ狂う海を越え、まだ見ぬ世界へ、少年とおじさんの長い長い旅は始まった────。鳥漫画界の異端児マツダユカ作、ペンギン×グレートジャーニーという異色のテーマによって描かれた幻のフルカラー作品が、ついに電子書籍化!
うずらのじかん

うずらのじかん

鳥類研究所でペットとして飼われている、うずらのうっずーと大学教授の植田先生の、ゆるっとまったり研究ライフ! 「カキカキしてくれるまで、どきませんよ?」研究員たちには妙にキビシイうっずーも、教授には甘えん坊。きょうも教授の手の上に乗って、「カキカキ」と「おいしいむし」をおねだり。「は~落ち着く~。抱っこ、もう終わり?」
始祖鳥ちゃん

始祖鳥ちゃん

『ぢべたぐらし』のマツダユカ最新作!! シニカル、のんびり屋、熱血、草食系(文字通り)な恐竜たちの日常をコミカルに描く愉快なジュラ紀! ビルサイズの超ビッグな生き物たちが幅をきかせる時代に、鳩サイズの小さな体でガンバる始祖鳥ちゃんのお話です。
ぢべたぐらし

ぢべたぐらし

アヒルくんは、くるくる尻巻き毛がとってもチャーミング。みどり豊かな島で暮らしています。鳥なのに飛べないけど、今日も元気&前向き(空気読めないだけ…との噂アリ)なアヒルくんと、その周辺の鳥さんたちのバードライフ。ニヒルなカラフトフクロウおじさん、食いしん坊でちょいハゲなシロハラインコ兄さん、非モテくるっぽーハトくん……あなたが気になるのは、だあれ?個性豊かな鳥さんたちがよりどりみどりのフルカラーコミック★
ぢべたぐらし なんかのヒナ

ぢべたぐらし なんかのヒナ

TVアニメ化された人気作「ぢべたぐらし あひるの生活」のあひるくんが帰ってきた! 相変わらず飛べなくても前向き&マイペースなあひるくんに、ぽわぽわ可愛いひな鳥の相棒が出現! 一体なんの鳥なのかわからないし、ちぐはぐな掛け合いに先行き不安な気がするけど、なんとかなりそう? 大人気フルカラーコミック☆
きょうのスー

きょうのスー

「ぢべたぐらし」のマツダユカ最新作は、スズメのスーが主人公のご近所鳥4コマ! のんきでちょっとおまぬけなスズメのスーを中心に、住宅街を舞台に独り遊び好きのカラスやカワイイ顔して腹黒なメジロ、モテないキジバトなど、日常で見かけるかわいくもピリッと厳しいご近所鳥たちの生活をたっぷり楽しんで下さい!
同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました
子供も大人もハッピーになれる取組 #1巻応援
同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました マツダユカ 四辻さつき
兎来栄寿
兎来栄寿
寡聞にしてにじいろポッケさんの活動のことは詳しく知らなかったのですが、この時代においてとても素晴らしい取り組みだなと思いました。 タイトル通りの実体験をした原作者の四辻さつきさんによるエッセイマンガです。 二児の母で、旦那も激務であまり育児に参加してもらえず、常に「ママ」を強いられて、「私」も「私の居場所」も失くしてしまいストレスの限界を感じていた四辻さん。しかし、ある日出逢った深夜アニメの沼に一瞬でハマり、pixivで二次作品を漁り、語るためのTwitterアカウントを開設し生まれて初めて二次創作小説を書いて投稿して感想をもらうなど、推し作品によって生きる喜びと「私」を取り戻していきます。 子育てとオタク活動の両立。どちらかだけでも修羅場となるものなのに、両方やるとなればそれはもう大変でしょう。そんな辛さから始まりながらも、作品に救われオタク活動によって息を吹き返していく様子がマツダユカさんの魅力的な絵で描かれます。マツダさんは今まで主に鳥系の作品を描かれていましたが、人間も十分に魅力的でシリアスなシーンもギャグシーンも良いです。溢れるさまざまな感情が強く伝わってきます。 そして、四辻さんは遂に本を作って同人誌を発行するに至るのですが、そこで困ったのが子供たちのこと。会場には連れて行けないし、頼れる人もほとんどいない。そこで、世の中には同じように困っている人がたくさんいるのではないかと気付き、そんな人々のためのサービスを新たに創出していきます。 炎上するのが必至のサービス内容であったことからサービスの打ち出し方やレスポンスへの気の遣い方も非常に丁寧にやっていったことが解ります。根底にある動機(「同人活動死ぬほど楽しい」)によって困難を乗り越えていく姿なども含めて、良質なビジネスマンガとしても読めます。 とても良いなと思ったのが、「自分が楽しむために子供を預けることに罪悪感を抱くのは実体験として解るので、託児所を思いっきり楽しい場所にしてしまうことで子供も大人もハッピーになる」として、超巨大プラレールを設置する件。実際、楽しすぎて帰りたがらない子が続出したそうです。私も子供のころはプラレール大好きだったので、もし行ったら相当テンションが上がっただろうなと思います。自分が楽しんでいる時間に、子供も同じように夢中になって楽しむことができていたら最高ですよね。 同人イベントの空間に行くと元気になる人間のひとりとして、最高の取り組みで応援したいと思わせられました。 ひとりの育児に疲れた女性の物語としても面白いですし、シンプルに絵が良くて読みやすいので広くお薦めします。