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自身がゲイだと自覚している篠崎央成（しのざきおうせい）は、同性にしか興味がないことは友達には黙っていた。ゲイの仲間を探し、また脱童貞もしたいためゲイ専門のマッチングアプリを始める。そこでマッチングをした同い年の護（まもる）と会うことになり、その日に念願の童貞卒業を果たす。気の合う護ともっと仲良くなりたいと思っていた矢先、同じ大学に通っていたことが分かるがどうも護はそっけない――。仕方なく次を探そうと他の人とデートしてみるも強引にホテルへ連れて行かれそうになる央成。そんな央成の前に護が現れて――!?
先日、危ないところを助けてもらった央成は「この間のお礼させて」と護に伝えるが、「いらない」とすぐに断られてしまう。しかし、護のことが気になっていることもあり、なんでもいいからお礼をさせて欲しいと粘り強くお願いする。お礼として一緒に映画を観に行くことになった2人はその後も何回も一緒に出かけるが、なぜかいつも途中で帰ってしまうことを不思議に思う央成。護ってもしかして――…
なぜかいつも途中で帰ってしまう護。もしかして恋人がいるんじゃ…!?悩む央成は護から距離を取ってしまうが、そんな中、学校で偶然見かけた護が見たことないような優しい表情をしていることに気付く。その相手は友達だと聞いていたけど、もしかして……？
護の家で映画を観ることになったふたり。央成はふたりきりになれたことにドキドキするも純也との関係が気になり素直に喜べない――そんなとき、また護の電話が鳴り…!? 央成が自分の気持ちに素直になり、ついに物語が大きく動き出す！
央成は護からの告白の返事を待ち、眠れない日々が続いていた…。しかし、そんな日々についに終止符が打たれる――！ 自分の気持ちに向き合った護が出した答えとは…!?
ついに気持ちが通じたふたり。まだ自分自身とは向き合えずにいた央成だったが、護の言葉に気持ちが大きく動く…！ 変わるきっかけをくれるのはいつだって――…。それぞれの想いにきゅんが止まらない最終話！
