漫画だけが生きがいの主人公。彼の生活は、色あせていた。この人生に必要なものは何か、彼は考え始める。そして遂に見つけたのは…。
腕利きの殺し屋・加茂祐介。彼は今人生最大の危機に瀕している。それは標的が凶悪なマフィアだからでも、任務が危険だからでもない。大好きな彼女との約束が迫っているからである!! 殺し屋としての任務か、それとも最愛の彼女か。究極の二択に迫られる加茂はこの窮地を乗り越えられるのか!?
10Pの短編マンガがパッと楽しめるコーナー、作家の個性とアイディアが迸るショートショート部門!マッチングアプリで初めて知り合った女性と付き合うことに。しかし、彼女は余命わずかで…。
こういう、うんざりするほどジメジメして暗くて卑屈なものにやっと一筋の光があたる瞬間に「青春だな」と思えます。実際にはこれからというかまだ始まってもいないのかもしれないけど、こういう漫画のほうが「努力・友情・勝利」というテーマに相応しいとさえ思うほどです。 中盤で主人公に対する印象がガラッと変わる構成にもドキッとさせられました。 ただこの内容で絵柄に強めのクセがあると重すぎる場合があるけど、すごく上手いしスマートでとても読みやすかったです。新作が出たらまた絶対に読みたい。