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戦争の影が忍び寄る小さな国オートランド。若き画家モーリスは「やり方を見せれば、すぐに同じことができる」新種の生物ノームを手に入れる。ノームの能力に感激し、可愛がるモーリスだったが、他の画家仲間は「自分の仕事」を奪われるとノームの使用を禁止し、殺そうとする反対運動を起こす。モーリスは多くの可能性を秘めたノームを守るためこの運動を阻止し、ノームと画家たちとの共存の道を探すため、奔走していくーー。『こびとのシイタと狩りぐらしの森』の樺ユキが「芸術」と「AI」そして「戦争」を描く、超長編読み切り!