あらすじ趣味に全力投球するっきゃない! 「やっぱり、キレイが一番でしょ?」 美容×戦国!? 美容大好き能天気姫の異色本格歴史ファンタジーコミカライズ第1巻!! 【あらすじ】 時は戦国。アラサー美容マニアの“私”は、「勝ち組大名」近江・長浜の山内家の愛娘・与祢(よね)姫として目を覚ました。化粧水すらない戦国時代、「まあ、無いなら作ればいいじゃない!」千利休ら要人を巻き込み、芳香蒸留水(エッセンシャルウォーター)や新型の口紅(リップスティック)を次々と開発したら……北政所・寧々様の御化粧係へ大抜擢!? 戦国の最末期を城奥から動かし始める――!
安心してください! もう変わっています!! 地震で亡くなったはずの与祢姫として転生した、美容オタクの主人公。 この時点で変わっているのだから、あれこれしたら変わるなんて考えるのは笑止! おしろいは鉛入りや水銀入りが普通だった時代に、入っていないものを生み出した。 いやもう、相当変わっている。 北政所云々の以前に、違っている。 なので、天下分け目の戦いの行き先がどうなるかもわからない…はず? 歴史上の人物が出てくると、検索してしまうのだけど。 これは十代はじめに小説「きっと」シリーズを読んで、ノーマークだって人があれなことになって、ショックを受けたのが理由だと思うのだけど。 幸せな未来のため、さらに歴史を変えるべく、与祢姫(中身は三十代)には自重という言葉を忘れてほしい。