あらすじ

「確固たる関係になりたかった」3人で付き合うことになった夏樹たち。幸せになるために、それぞれが思いを巡らせ、そして交錯する――。英明は、夏樹と悠亜の絆の強さに引け目を感じていた。悠亜は、本当は自分が邪魔者なのかもしれないと思っていた。そして夏樹は、どちらかを選べなかったことに後ろめたさを感じていた。二人のパートナーをもつという“新しい幸福論”の行く末は…?トライアングル・ラブストーリー、ついに完結!
トロワ~3人婚~ 1巻

運命の相手が、一人とは限らない――。資産家だった祖父の不動産会社を継ぎ、社長業を営んでいる夏樹。初恋の相手で最愛のパートナー・悠亜とは、長らく遠距離恋愛を続けている。しかし、ある日出席したパーティーで大手外資系エリート・英明と出会った夏樹は、徐々に心惹かれていき、ついには男女の仲に…。”初恋のオンナ”と”二番目のオトコ”、三者三様の愛と思いが交錯する。世間の常識にとらわれない愛のカタチ、そして人生の選択とは――?

トロワ~3人婚~ 2巻

「吉行が女だったら…俺はどうしたかったんだ」――大学の同級生であり同僚の滝は、今まで気にも留めていなかった夏樹の性別について、事実に直面し、動揺していた。そしてゴードン展も終盤に差し掛かり、英明との約束を果たす時が近づいていた。男でも女でもなく、ただまっすぐ自分に思いをぶつけてくる英明に揺らぐ気持ちを感じていた夏樹だったが、プロジェクト終了を機にきっぱり関係を絶とうと考えていた。そんな中、夏樹の心の拠り所であった八目ビルが売りに出されていて――!?

トロワ~3人婚~ 3巻

大丈夫。好きな人に好きなものが増えただけ。突然の雨に降られ、英明と二人だけで一晩を過ごした夏樹。ずっと避けてきたはずなのに、受け入れてみると、自分でも驚く程に英明への“好き”という気持ちが確信に変わっていることに気付いてしまう。しかしその一方で、悠亜のことを大切に思う気持ちも、より一層濃く、鮮明になっていくのだった。自分がどうすればいいのかわからず、戸惑っていた矢先、緊急帰国した悠亜が突然、夏樹の前に現れる――。

トロワ~3人婚~ 4巻

「確固たる関係になりたかった」3人で付き合うことになった夏樹たち。幸せになるために、それぞれが思いを巡らせ、そして交錯する――。英明は、夏樹と悠亜の絆の強さに引け目を感じていた。悠亜は、本当は自分が邪魔者なのかもしれないと思っていた。そして夏樹は、どちらかを選べなかったことに後ろめたさを感じていた。二人のパートナーをもつという“新しい幸福論”の行く末は…?トライアングル・ラブストーリー、ついに完結!