あらすじ
専業主婦の結子は、推しアイドル・星野くんを応援することを唯一の生きがいにしていた。…はずだったのに、ある日星野くんが急死したというニュースが。絶望し、星野くんの残像を追いかけて事故に遭ってしまった結子。目を覚ますと、なんと結子は星野くんがデビューした2001年にタイムスリップしていた。結子は芸能事務所のマネージャーに就職して、星野くんの死を防ごうとするが…!? 「推しの死」から始まる、時をかけるラブストーリー!(このコミックスには「推しが死ぬし助けるし[ばら売り][黒蜜]第1~5話」を収録しております。)
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その活動を追いかけることを心の支えにしていたアイドルが薬物による中毒死をした、という報道を見てしまった主人公の専業主婦の女性。 立ち直れないほどのショックを受けた彼女はそのアイドルの残像を追ううちに、なぜか20年前にタイムリープ。 奇しくもそれはそのアイドルが子役としてデビューする直前でした。 そのことに気付いた主人公は“推しの死”を回避するためにある行動に出ます。 いわゆるタイムリープものですが、今のところアイドルの死に事件性は見られず、その死を回避するための描写はサスペンスというよりはアイドルが抱えていた心の闇に主人公がどうにかアプローチしようとする、ヒューマンドラマのような側面の強い作品です。 ここからどう“過去が変わる”のかはまだ分かりませんが、20年という長いスパンで“推しの死”を回避しようと奔走する主人公の姿、そしてタイムリープによって生まれた主人公とそのアイドルとの関係性に注目してゆきたい作品です! 1巻まで読了