あらすじ後宮から出るための条件として、皇帝から「悪女を演じ、後宮を牛耳る四夫人を追放せよ」という命を与えられた、新米妃の琳麗。慣れない後宮での暮らしを送る彼女だったが、ある日、気晴らしに化粧をせずに出かけたところを、不運にも皇帝と鉢合わせしてしまう。ノーメイクについて揶揄されるかと思ったのも束の間、皇帝は彼女が琳麗であることに気が付かないだけでなく、普段は絶対にしない温和な態度を見せてきて――…?