あらすじ大量発生したジェムモンスターとの戦闘で、ひん死状態から生還し仲間との絆を深めたケン。次なる街を目指す旅の途中、新たな神様・ハスフェルと出会い『この世界のことを教えるため』と危険な樹海へと行くことに…そこで出会ったのは!?
よくある異世界で第二の生を楽しむ物語なのだけど。 主人公はそこに存在しているだけで異世界に均衡をもたらす存在になっているとのことで、世界を救うために魔王倒せ!的な能動的な使命はない。 存在していたらいいので、ごはんも狩りも生活も困らない仕様のなか、テイムしたたくさんの生き物たちと、いたれり尽くせりスローライフを満喫している。 読んでいると、衣食住が足りているせいか、非常にほのぼの、おだやか。 創造主も共にいるので、危険な事態が起きてもまあなんとかなる。 よくある異性にモテモテハーレム状態が、本作品だとたくさんの生き物に囲まれている状態なので、絵面がなおさらに、ほのぼのしている。 ちなみに、部屋で寝ているシーンもほとんど毛玉。 主人公がベッドの隅っこで寝ているのがほほえましい。 こういうアニマルセラピー的な、癒やし満載な転生作品もよいですね。