あらすじ仕事・子育て・義両親のお世話でいっぱいいっぱいの英人(ひでと)。しかし、そんな彼の状態に気づかない弥生(やよい)は、相変わらず厄介事を押し付けてくる。限界がきた英人はついに……? さらに占い師の言葉を妄信する女や胡蝶を敵視する占い師など問題だらけの人たちが登場!占い師・胡蝶が悩める人々の人生を拓く、連作短編集!!【本作品は『フォーチュン・エフェクト』第26巻~第30巻を収録した合本版です】
悩みを抱えた人の前に美しい占い師が現れて行く末を暗示するストーリーというより、胸糞人間が自滅していくスカッと系のやつです。間に占い師が挟まってはいますが何の変哲もないスカッと系のやつです。 とは言え占い師がいることで統一感が生まれて読みやすい気はします。 何もしない旦那、わがままな妹、理不尽な上司、無気力な部下…頭のおかしな人間が次から次へと出てきて破滅していく様を見ているのが気持ちいいのか悪いのかよくわかりません。でも読むのをやめられなくなるのです。 この手の漫画の中毒性ってなんなんでしょうね。絶対健康によくない気がするんだよなあ……。 なんかイヤな気分になるのが好きな人は読んでください。なんでこういうのばっかり読んじゃうんだろ……と軽く自己嫌悪するのが醍醐味だと思ってます。