あらすじ
昭和41年、ブンコ 小3 事情(ワケ)アリ。 本名フミコ。彼女がブンむくれているのには、ワケがある。 で、そのワケは……近所で有名な、大酒飲みのお父ちゃん。ちょっと苦手な担任の先生……どうしたらいい? 屋台で買ったヒヨコが成長しすぎて、大弱り。隣家のクラスメイト・竹田君ちの、深~いジジョウ。……ブンコの毎日は忙しい。
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昭和41年、ブンコ 小3 事情(ワケ)アリ。 本名フミコ。彼女がブンむくれているのには、ワケがある。 で、そのワケは……近所で有名な、大酒飲みのお父ちゃん。ちょっと苦手な担任の先生……どうしたらいい? 屋台で買ったヒヨコが成長しすぎて、大弱り。隣家のクラスメイト・竹田君ちの、深~いジジョウ。……ブンコの毎日は忙しい。
昭和41年、ブンコ 小3 事情(ワケ)アリ。 本名フミコ。彼女がブンむくれているのには、ワケがある。 で、そのワケは……近所で有名な、大酒飲みのお父ちゃん。ちょっと苦手な担任の先生……どうしたらいい? 屋台で買ったヒヨコが成長しすぎて、大弱り。隣家のクラスメイト・竹田君ちの、深~いジジョウ。……ブンコの毎日は忙しい。
幼い頃の曽根富美子と酒飲みの父親の話。 父親は炭鉱で働いていて、仕事中は寡黙で真面目に仕事をするんだが、一旦酒が入るとダメで性格が真逆になる。暴力を振るうとかではなくそこらへんで寝るわ歌うわで陽気さが限界突破するタイプの酒飲み(だけど寝坊はせずに毎朝きちんと出勤するのはマジですごい) その父親の困った親父も曽根富美子の弟が祭りで緑色のヒヨコを買ってきたときの話では、作品の中では珍しく親として子供が可愛くつい決心が鈍ってしまう姿が描かれていて一番好きな話だった。 炭鉱街で変わり者も多く、その分子供ながら苦労したことも多そうなのも時折描写されるが、基本的にコミカルに描かれているので読みやすく面白かった。