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タイトル
本文
旅人くん
旅人くん
永島慎二
永島慎二
あらすじ
旅人くんは休まず歩き続ける。ほんの少ししか変化はない。それはぼくらの人生に似ている。昨日と今日は似ていて、おなじような日常が連続しているようにみえるが、実は昨日と今日は全くちがうのだ。そして明日は予測できない。旅人くんは砂時計の砂の砂漠を旅している。現在コミックと呼ばれているストーリー漫画とはまるでちがう。さりとて4コマ漫画や8コマ漫画といった種類の漫画でもない。永島慎二独りだけの世界だ。なぜこの世界に辿り着いたのか、それはぼくには解らない。絵で描いた永島慎二の人生の詩であり哲学だものね。旅人くんは一種のつぶやき漫画でもある。ひとり言を言いながら旅している。たとえば「時の流れがさ、しばしばおいらの歩みより早いことがある」なんて言う。ぼくもいつのまにか世間とズレてしまった。(やなせたかし)
旅人くん(1)
旅人くんは休まず歩き続ける。ほんの少ししか変化はない。それはぼくらの人生に似ている。昨日と今日は似ていて、おなじような日常が連続しているようにみえるが、実は昨日と今日は全くちがうのだ。そして明日は予測できない。旅人くんは砂時計の砂の砂漠を旅している。現在コミックと呼ばれているストーリー漫画とはまるでちがう。さりとて4コマ漫画や8コマ漫画といった種類の漫画でもない。永島慎二独りだけの世界だ。なぜこの世界に辿り着いたのか、それはぼくには解らない。絵で描いた永島慎二の人生の詩であり哲学だものね。旅人くんは一種のつぶやき漫画でもある。ひとり言を言いながら旅している。たとえば「時の流れがさ、しばしばおいらの歩みより早いことがある」なんて言う。ぼくもいつのまにか世間とズレてしまった。(やなせたかし)
旅人くん(2)
最近は電話に出るのも大変そうなので、しょうがないから久しぶりにまた昔の短編集を引っ張り出してみた。『漫画家残酷物語』や『フーテン』は言うに及ばず『四畳半の物語』や『まんが公園』。これがびっくりした。当時はただ絵のチャーミングさやまなざしの鮮烈さにばかり眼を奪われていたのですが、画面構成に対するこだわりが尋常ではないんです。上下左右縦横斜めにさかさま、更には掟破りのワンショット分割払い。すごいよ。漫画は動けないということを逆手にとって、動く映画の方が不便じゃないかとさえ思わされてしまう。まるで修行僧のように自分を追い込んでいる。永島さんはその孤独な道程のどこかで、行き止まりという立て札を見ちゃったんではないんでしょうか。それからは反対に、ゆっくりと“ビッグバンの生まれた場所”を捜しているような気がします。膨張点に達した宇宙のように…。そしてそれが“旅人くん”のわけなのだと思います。(森本レオ)
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フーテン

フーテン

昭和30年代の新宿。仕事もなく金もない自らを「フーテン」と称して、その日その日を凌ぐ人たちが日本中から集っていた。漫画が描けない漫画家「ダンさん」こと長暇貧治はそんな連中の顔役で……様々な人間模様を織りまとめて描く、永島慎二の私小説風傑作シリーズ!
首

「ある瞬間の、ある人間を、自然の心でとらまえて描きつづっていく…(略)…そこから生まれる作品群は、一篇の詠嘆詩であるだろう」(あとがきより) 永島慎二の中期傑作劇画短篇集。珍しいセルフカバー作品の「殺人者たち」を収録。