少女漫画編集部の新米編集者・臼井英の担当作家は、いずれもクセつよな魔物ばかり。おまけに、担当になったばかりの作品が打ち切りになったり、誤植問題が発生したりと、なぜか担当作家と二人で温泉旅行に出かけたりと、トラブル続出……。しかも、担当作家のまんだ先生とは、打ち切り宣告をしたことで音信普通になってしまう。しかしまんだ先生の才能を信じる臼井は、打ち切りになった後にも一緒に作品を作りたいという想いを胸に、まんだ先生の自宅へ向かうーー。果たして、臼井は謎の覆面作家、まんだ先生に会えるのか!? 少女漫画業界全体が抱える構造的な問題から、奇想天外な言動で惑わす担当作家の問題まで、数多くの問題が臼井を悩ませるが、彼の少女漫画編集者道はまだ始まったばかり! 少女漫画業界の噂やタブー、仕事の実態や少女漫画家の生態などを余すところなく描き出す、予測不能なお仕事コメディ、待望の第2巻!
ついに形が見えてきた、まんだ先生の新連載『永遠の境界』。その予告カットだけで、すっかりその世界に吸い込まれてしまった新米編集者・臼井英は、さっそく新作の打ち合わせに臨むが、まんだ先生のネームはなかなか上がってこない……。ネームが上がるのを待つ臼井の目の前になぜか不思議な生き物が現れる。その生き物は自らを「ネームの精」と名乗るのだが……。果たして『永遠の境界』はどうなるのか? しかも、まんだ先生と編集長の「過去の噂」を耳にしてしまい、新連載の行方と同じくらいに心を悩ますことになってしまう臼井編集。まんだ先生への想いは「恋」なのか? それとも…? 雑誌「アンブラッセ」の明日はどっちだ!? これを読めば少女漫画業界のリアルがわかる、と話題の予測不能なお仕事コメディ、待望の第4巻!