「ありがとう──この人に出会わせてくれて…」お互いを思い合いながらも、傷つくことが怖くてテオドールの気持ちに応えられずにいたオデット。しかし、結婚の契約魔法を結ぶことを止めて、魔法の契約がなくても純粋にテオドールを信じ、彼と共に歩んでいくことを決意する。孤児として生きてきた不幸な子ども時代をオデットに告白し、幼い頃から家族の愛に飢えていたオデットと互いに運命を感じて──。「俺はお前の、お前は俺の家族になる運命だったんだ…!」真っ直ぐな二人の想いが溢れる異国の大人ファンタジーラブ第3巻!※この作品は同タイトルの11~15話を収録した単行本版です。重複購入にご注意ください。