あらすじ高校生で文壇デビュー、孤独を抱えた天才小説家である宇野夜。しかしそれは過去の話で、30歳の今、夜に残ったのは孤独だけだった。ある日、自身の書いた小説が映画化し、顔合わせに参加することになった夜。そこで出会った映画の主演は、なんと高校生の頃、夜に告白してきた後輩の津田遼路だった!「“ここ”まで登って来たら聞いてやる」とフラれたその日から、努力を重ねて“ここ”まで登ってきた遼路は、この再会を機に再び夜に告白する。夜は「今の俺はそんなにいいもんじゃない」と思いつつも遼路の魅力に抗えず――!