あらすじ

廃墟が立ち並ぶようになった東京に暮らす運び屋の青年、駆郎は、貧しいながらも懸命に働き、妹を養っていた。ある日、割の良い仕事の依頼が入り、親友と共に危険地帯「渋谷」に存在する謎の大企業に赴く事になった駆郎。そこで巻き起こる数奇な出来事が、彼の人生を大きく変えるのだった──。
黒のグロテスク1
廃墟が立ち並ぶようになった東京に暮らす運び屋の青年、駆郎は、貧しいながらも懸命に働き、妹を養っていた。ある日、割の良い仕事の依頼が入り、親友と共に危険地帯「渋谷」に存在する謎の大企業に赴く事になった駆郎。そこで巻き起こる数奇な出来事が、彼の人生を大きく変えるのだった──。
黒のグロテスク2
妹を養いながら運び屋として働く青年、駆郎は、ある日、仕事で渋谷にある大企業「ドレイン社」へと向かう。その帰り道、謎の女、曜子と出会うが、彼女はとある理由によりドレイン社から追われていた。追手のエージェント達は次々に怪人へと姿を変え、居合わせた駆郎まで殺そうと襲い掛かってくる。駆郎は、瀕死の重傷を負った曜子から、「グロテスク」の力を託される。それは、怪人の本体「パラシトイド」を喰らう事で力を発揮する、特殊な怪人の力だった。必ず生きて帰る。その想いを胸に、駆郎は漆黒の力を身にまとい、反撃を開始する──!
廃墟のメシ

廃墟のメシ

かつては星々の領域まで進出していた人類がその覇権を失ってから千数百年の時が過ぎた。無人工場が生み出す完全食品「コモンブレッド」だけが人々を生き延びさせている時代、探索師の少女ハルカはコモンブレッド至上主義をかかげる「教会」の目を逃れながら、広大な廃墟を旅していた。