あらすじ【電子版では紙版未収録の候補者16名分に及ぶプロフィールあり】デビューを目指しオーディションに挑む、少女達のサバイバル青春活劇、第2巻! 合宿審査へと駒を進めたミミとイブキ。最初の審査は、候補生が話し合いによって自分達の順位付けをする、というものだった。制限時間は2時間。最下位は脱落するかも知れないという緊張感漂う中、ミミは審査員を任せてみて欲しいと名乗り出る。
応募資格ギリギリ、アイドルを志すにはまさにラストチャンスの主人公・ミミと、上を目指すべくグループを脱退してまでオーディションに挑むもう一人の主人公・イブキの物語。 ふたりの主人公がアイドルオーディションを目指す話としては『ひかるインザライト』を 崖っぷちからの再起を描く話としては『リボーンの棋士』を思い出しましたが、 理想をめざしてひた走るピュアさや熱血さはまさしく同作者の『New Game』のそれだなと感じます。 一度は夢破れ就職も視野に入り始めた“大人”の主人公だからこそ、「アイドルが好き」という純粋な情熱だけでラストチャンスに賭けるという夢を追うストーリーとしてのピュアさが尊く感じられるのかもしれません。