あらすじ

妹の手がかりを得るために、情報屋マーサとの取引に応じる真紀。その実行日は週に一度の「特別教練」の日だった。そして同房の3人の中に、馬場との内通者がいる可能性が浮上する。裏切者を特定するため、真紀はある賭けに出るが──
脱獄のカザリヤ 1巻

経済格差が広がった近未来の東京。国内有数の資産家によって民営化された刑務所のひとつ「関東矯正院」は、創設13年でいまだに脱走者ゼロ。妹の行方を追って潜入した17歳の少女・真紀が、妹を見つけ出し脱獄を図るエスケープ・サスペンス!

脱獄のカザリヤ 2巻

妹の行方を追うため、関東矯正院に入所した真紀。受刑者たちは厳しい監視のもとで恐怖支配されており、真紀は中でも残虐な看守長・馬場に目をつけられてしまう。馬場の目を盗みながら、院内のどこかに隔離されているらしい萌絵に接近する方法を探り始めるが──

脱獄のカザリヤ 3巻

妹の手がかりを得るために、情報屋マーサとの取引に応じる真紀。その実行日は週に一度の「特別教練」の日だった。そして同房の3人の中に、馬場との内通者がいる可能性が浮上する。裏切者を特定するため、真紀はある賭けに出るが──

脱獄のカザリヤ 4巻

初の特別教練で、同房の祥子と対戦することになった真紀。有利な状況にも関わらず自ら勝負を降りた真紀を、ある大金持ちの男が落札する。真紀に強い興味を抱くこの男は、院内のある秘密も知っているようで──

脱獄のカザリヤ 5巻

大金持ちの特級会員・御堂を味方につけ、矯正院の情報をさらに探る真紀。その中で、萌絵は秘匿性の高い「特別房」にいる可能性が浮上する。特別房にアクセスするために、真紀はある人物に交渉を持ちかけるが──

脱獄のカザリヤ 6巻

瑠美の元仲間・今日子を逃がすことで「脱獄ゼロ」を崩そうとする真紀。情報を集めて脱出計画を立てるが、クリアしなければならない大きな障害があった。失敗すれば間違いなく死が待ち受ける状況で、真紀が選んだ手段とは──