あらすじ

ようやく新堂への恋心を自覚した半吸血鬼の冥子だったが同時に新堂の出征が正式に決定してしまう。なかなか自分の気持ちを伝えられず新堂の“もしもの時”を考えると不安がどんどん募っていく…。一方の新堂も、血を欲する冥子をひとりにしてしまうことが気がかりでならない。そこで二人は村の事件の真相を解くためまた「人間になる方法を知る」という朔を捜しに出かけるが――…。
ひとりぼっちの吸血乙女が溺愛軍人様に拾われまして。 1巻

時は大正。両親を失い天涯孤独の身となった半吸血鬼の少女・冥子。村人から疎まれ、嫌われ、あげく暗い座敷牢に閉じ込められ…。そんな彼女を救ったのは軍隊長・新堂慶司だった。包み込むような彼の優しさに触れる度、冥子は次第に特別な気持ちが芽生え…。ところが、想いを強めると共に“愛する人の血を求める”半吸血鬼の衝動が抑えきれなくなってしまい――!?

ひとりぼっちの吸血乙女が溺愛軍人様に拾われまして。 2巻

軍隊長の新堂慶司に引き取られ、その上結婚まで申し込まれた半吸血鬼の冥子。新堂からの求婚は嬉しいと感じるものの、「好き」の気持ちがわからず思わず家を飛び出してしまう。すると、そこで出会ったのは冥子と同じ白い肌、瑠璃色の瞳を持った朔という青年。「君の仲間だ」と近づき、強引に手を引く朔に抵抗する冥子だが 「俺たちの秘密を知りたくないか――」 と囁かれ――…!?

ひとりぼっちの吸血乙女が溺愛軍人様に拾われまして。 3巻

ようやく新堂への恋心を自覚した半吸血鬼の冥子だったが同時に新堂の出征が正式に決定してしまう。なかなか自分の気持ちを伝えられず新堂の“もしもの時”を考えると不安がどんどん募っていく…。一方の新堂も、血を欲する冥子をひとりにしてしまうことが気がかりでならない。そこで二人は村の事件の真相を解くためまた「人間になる方法を知る」という朔を捜しに出かけるが――…。