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あらすじ

石川リン、19歳。自身初の世界タイトルマッチに挑むプロボクサー。みずからの才能に露ほどの疑いを持たず、思ったことをそのまま口にすることも一切のためらいを持たない男。しかも天から才能までをも与えられてしまった男――。▼目次1発目 「或る夜の出来事」2発目 「石を投げれば、王者にあたる」3発目 「宴のあと」4発目 「招かれた招かれざる客」5発目 「ヒマな犬ほどよく 吠える」6発目 「深夜、あけて翌日」7発目 「好き」8発目 「ごめんねジョージ」
RIN 1

石川リン、19歳。自身初の世界タイトルマッチに挑むプロボクサー。みずからの才能に露ほどの疑いを持たず、思ったことをそのまま口にすることも一切のためらいを持たない男。しかも天から才能までをも与えられてしまった男――。▼目次1発目 「或る夜の出来事」2発目 「石を投げれば、王者にあたる」3発目 「宴のあと」4発目 「招かれた招かれざる客」5発目 「ヒマな犬ほどよく 吠える」6発目 「深夜、あけて翌日」7発目 「好き」8発目 「ごめんねジョージ」

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RIN 2

才能に満ちあふれた男は、自分以外ただひとりの「日本人チャンプ」と戦うことになった。対戦相手の立石(一階級上)を甘くみてかかるリンだが、ボクシングはきわめてメンタルな競技。立石が死力を尽くして準備する中、リンは初恋において大黒星を喫しようとしていた。▼目次9発目 「話半分ってことで」10発目 「不器用な交渉人」11発目 「女心を教えてください(19歳童貞)」12発目 「理由ありの男のそんな夜」13発目 「発酵!!」

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RIN 3

初恋の相手、千代がほかの男に抱かれていたことを知ったリン。深い絶望を抱えつつも「天才」とされたボクサーはメンタル状況ボロボロのまま、リングへと上がる。一方、対戦相手の立石(一階級上)は、今後の「生」をつかむため、全力でリンへと挑む!さあ、どうなる!? 第1ラウンド!!▼目次14発目 「WOW 僕らの見ている風景」15発目 「その温もりに用はない」16発目 「庭付き一戸建て、玄関はロープ」17発目 「データ、ヒゲ面、拙攻、黙考」18発目 「ズリネタ! ヒゲかボイン」

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RIN 4

リングの上、幸福な場所。そこは、石川リンが棲む場所。第1ラウンドで、バッティングとローブローを喰らったリン。ダメージが深く残るなか、リンの中でこみあげるのは、どんな感情か。対戦相手の立石は、リンの中に何を見たのか。▼目次19発目 「微熱! レッツ温暖化!」20発目 「ここで過ごす喜び ここで暮らす歓び そこには笑顔が!!」21発目 「合体!! 凹凸乱舞」22発目 「0と∞の間」最後の1発 「THE MOST ELEGANT OF CHAMPIONS」

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