あらすじ二軍投手のコーヘイ。やっと先発に抜擢されたとき、知らせてきたコーチに風呂場で突き飛ばされ、ガラスに突っ込んで肩の筋を切ってしまった。また頑張って、今度は打者で一軍に昇格が決まったとき、またコーチにどやされた弾みにクルマに轢かれ、手を潰してしまう。それでも脚を活かして代走として試合に出るが、手が無いためにベースに届かず、アウト!誰も悪気はないのに、切なすぎます…。「蒼ざめたコーチを見るな」他に「ビフテキの味」「一軍のマウンド」「ああ!甲子園の土」「お相撲エリート!」を収録。
「タイトル」と「表紙」と真ん中の選手の肩のマークを見た瞬間からツッコミどころが多すぎてこれは良さそうだとおもったら予想以上に良かった。 収録されているのは全て「人間の哀愁を含んだ馬鹿な内容」なので楽しく読めた。この短編集だとあらすじに書いてる「蒼ざめたコーチを見るな」が一番好き