あらすじ小学校の現場で子どもたちが抱えた問題との向き合い方を描く、スクールカウンセラー物語。1週間のうち木曜日だけ学校にいるスクールカウンセラーの五加木。彼女のもとには様々な悩みを抱えた生徒がやってきて…。2巻はケースとして不登校とジェンダー問題を収録。(1)不登校児童・藤春瑛。「みんな」って何?という彼の問いに五加木は…!? (2)不登校児・藤春瑛に会いたくて苦しむ児童・成増雄太。自分の感情が「普通」ではないと悩み…!?
小学校のスクールカウンセラーの五加木さん。 子供達のSOSに気付くのは、彼らから発信してくれない限り子供をしっかりと見ていないと難しいだろう。 何でも親に話すことはなくなってくるだろう難しい年頃の子の心を開くのもかなり難関だろうなぁ。 五加木さんに、心の内を話せた子がボロボロと涙を流すシーンは、私自身も泣いてしまう。 そして彼らの親は子の変化に気付かないものなんだなぁと感じた。 しかし、五加木さんに心開いた後の子供達の笑顔は素敵だったなぁ。