エリクシール王国の第1王女・ロゼリアは、周囲から「毒姫」と忌み嫌われていた。王族は代々、キュアポーションを生み出す癒やしの力を持って生まれるのに、彼女は毒しか生み出せなかったからだ。母が亡くなったことを契機に父王に、条件つきで王位継承権を認められる。「成人する18歳までに癒やしの力を身につけること」「その間何者も毒の力で傷つけないこと」…孤独に堪えながらも、癒やしの力を身につけようと努力を重ねていくロゼリア。そんな彼女にある転機が訪れる──!? ※同タイトルの16~19話を収録した合冊版です。重複購入にご注意ください。