あらすじ不良少年は優等生少女から目が離せなかった。彼女の マズそうな弁当に。クラス一の美少女・朝比奈亜梨沙がある日作ってきたマズそうな弁当に、高校生・牧誠也は一目惚れした。「朝比奈さんの弁当が食べたいから付き合ってほしい」――。徐々に交流を深めていった亜梨沙と誠也たち。けれど、どこか昏い影が日常に落ちているようで。そんな中、亜梨沙にアメリカ行きの話が持ちかけられて――。切なくて、苦くて、愛しくて、美しい。青春物語、第二巻。
失礼ながら朝比奈さんのお弁当を食べるために奮闘する青春物語なのかなと思ったら、深い。何と深い心揺れるお話。 まだ学生でこんなに若いのに、家のことや母親のこと抱えてて、、あんな悲しい(と個人的に感じた)言葉が牧くんの口から出てくるなんて。。 朝比奈さんも、表面だけで判断されるの辛いよなぁ。牧くんの言葉が優しく沁みて、惹かれるのも分かる。 そして牧くん自身も、何故朝比奈さんのお弁当が食べたいのかわからないのですね。その謎は解明されていくのでしょうか。 また朝比奈さんはアメリカに行ってしまうのかなぁ。 まだこれから明かされていくことも多そうです。