下僕の執愛

下僕の執愛

――好きです……好きです……ずっとあなたが好きでした。公女ステラは、生真面目で優しい従者のルイに、密かに想いを寄せていた。けれど、彼女はいずれ公国を継ぐ身。叶わぬ恋だと諦めるしかなかった。だがある日、隣国の公子に城を急襲されてしまう。ルイに守られ、なんとか逃げのびたステラだが、彼が怪我を負ってしまっていて……。熱に浮かされる彼に、口移しで薬を飲ませるステラ。すると突然、ルイは人が変わったかのように、情欲を孕んだ眼差しでさらなるキスをねだり、情熱的な愛撫を施し始め──!?実直な従者×一途な姫君、下僕の仮面に隠した恋!【目次】序章第一章第二章第三章第四章第五章第六章第七章第八章第九章終章あとがき
ワケあり紳士は初恋に溺れる

ワケあり紳士は初恋に溺れる

その日、シャロンがいつものように夕飯の支度をしていると、ひどい怪我を負った男が家にやってきた。男は『ラン』という名前以外、自分が何者か覚えていない様子。シャロンは反対する家族を説得し、彼の面倒を見ることに。急速に惹かれ合う二人。一線を越えるのに時間はかからなかった。熱い眼差しに優しい愛撫、何度も絶頂に導かれ、幸せな一夜を過ごすシャロン。彼が何者でもずっと一緒にいたい。そう思った矢先、ランの過去を知る者が現れて――!?記憶を失った美貌の紳士×お人好しな町娘、純愛からの執着愛!
軍神の涙

軍神の涙

おまえを奪い返しにきた。隣国の王弟と再婚することになった母とともに故国を離れたアシュリーは、その隣国でたった一人、塔に軟禁されてしまう。彼女の心の拠り所は、意地悪で優しい従兄のジェイドと過ごした、故国での懐かしい日々。だがある日、城に突然火の手があがる。混乱に乗じて塔を抜け出したアシュリーが目にしたものは、横たわる母と、血に塗れた剣を握る禍々しいジェイドの姿。彼はアシュリーに「城の者たちを助けたいなら純潔を捧げろ」と言ってくるのだが……。
清廉騎士は乙女を奪う

清廉騎士は乙女を奪う

騎士団の任務を終えて王都へ戻る途中、嵐に遭遇したカイン。しばらく滞在することになった村で、美しい娘ヴェルと出会う。初対面のはずなのに、なぜか無邪気な好意を向けてくる彼女にはじめは戸惑うカインだったが、その純粋さと優しさに触れ、急速に惹かれていく。だが彼女が“水神の花嫁”として、生贄になる運命と知り――!? それでも互いの思いは溢れ、確かめるように熱く切ない一夜を過ごす二人。カインは因習に囚われる彼女を解き放とうとするが……。若き騎士団長×純真な水神の花嫁、因習を打ち破るひたむきな愛!
覇王に繋がれた小鳥

覇王に繋がれた小鳥

祖国のために隣国の王に売られた歌姫サラは、悪名高い傲慢な王・オスカーに身体を穢され、城に囲われてしまう。残虐な噂が絶えない彼だったが、そこには隠された真実があり!?孤独な王の寵愛に心乱れ…v
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