あらすじ不妊治療のリアルと人間ドラマに反響! 「ヒト受精胚」は生命として定義されていないーー 夫との離婚を機に、胚凍結の継続か廃棄かを迫られる患者。一人で育児と不妊治療をこなさなければと奮闘するが追い込まれていく彼女に、水沢そして一人娘・ミミが歩み寄る。胚は患者にとって生命か否かーーー 「胚は私にとって大事な大事な生命であり、希望です。」 そう語る患者の出した答えとは!? その他、「原因不明の流産・非着床」「PGT-A」についても収録! 不妊治療の現場で働くスペシャリストたちの医療ドラマ!! メディアでも話題沸騰! 漫画賞続々入賞の超話題作、第6集!!
<ログライン> 受精卵を扱う専門職である胚培養士を主人公とした、不妊治療のヒューマンドラマ。 <ここがオススメ!> 命の凄さと尊さを改めて実感する大傑作! 不妊治療という当事者には辛いけれど、知らない人には全く知らない世界が描かれている作品。 と書いておいて、ごめんなさい。 僕は恥ずかしながら「不妊治療」のことも詳しくは知らないですし、「胚培養士」という職があることすらも知らなかったです。 ただ、この作品を読んで改めて実感したことがあります。 不妊治療に関わらず「知ること」がいかに大事か、ということを。 「知ること」で世界は拡がり、輪郭が変わってくということを。 そして、とにかく作中の言葉の一つ一つが重大で重要。 ネタバレになってしまうので詳しくは書けないですが、どうしてもこの言葉だけは刻んでおきたいので、書かせてください。 「数字にすると0g. でも、背負ってるものが重過ぎて」 琴線を物凄く震わせてくる名作です! <この作品が好きなら……> ・ブラックジャックによろしく https://manba.co.jp/boards/137390 ・高度に発達した医学は魔法と区別がつかない https://manba.co.jp/boards/150837 ・植物病理学は明日の君を願う https://manba.co.jp/boards/168599