あらすじ「あいじょーってなに?」「誰かを大切に想うことかな」同性婚し養子縁組で子どもを授かった奈央と愛。愛息ひろもすくすく成長し4歳になったころ、お友だちの莉里ちゃんに「ママがいないのは変」と指摘されて―…!?母親がいることが普通で、父親がふたりいることは変なこと?混乱するひろは奈央と愛を傷つけまいとひとりで抱え込んでしまい…。「ひろ」の名づけの理由が明かされる2巻!コミックス描きおろしは5歳バースデー準備編。電子限定描き下ろしマンガ1Pも収録。
めちゃくちゃ泣いてしまった。 何か事件が起きるわけじゃないんだけど 心に沁みて涙が出てくる。 2人とも人間性がとても良い。 愛がちょっとエキセントリックで、結構一般的な思考して気持ちが黒くなりやすい奈央にはお似合い。 そしてひろがものすごく良い子! 血が繋がってなくても思考回路がちょっと愛に似てる。 (血なんて関係なく似ることだってある!) 七海ちゃんのお母さんとの話はとてもよく分かる。 マイノリティー相手にそういう言い方する?ってことがテーマに関わらず多々ある。 そしてそれには悪意がないからむしろ指摘しづらい。 心底あーこれ好きだなって作品に久々に出会った。 2巻既読。 泣くーーー😭 みんな変でみんな違ってみんな良い。 多様性だね。 ある人の普通が全員にとって同じように普通なわけではない。 愛の旧友の言葉は辛辣で、過去に自分が不快だったように今度は自分が「世間一般の普通の押し付け」で相手を傷つけてしまった。 今回はあの天真爛漫なひろがちょっと傷ついてしまったけど、そこからの復活と転換は愛譲り。 愛と奈央はお互いに欠けているところを補い合いながら、ひろの成長を見守って家族として一緒に成長していっている。 この家族の話をもっと読みたい😭