あらすじ

柘榴ばかりを偏執狂的に描き続ける女流画家・波木邦子。壮絶な過去を抱え、不倫の恋に身をやつし、愛に絶望しかけたその時、8歳年下の青年・真下から真っ直ぐな愛をぶつけられる…。愛に傷つき、愛に生きる女たち、そして男たちの情念を描いた傑作集、第1巻。
蒼い柘榴 第1巻

柘榴ばかりを偏執狂的に描き続ける女流画家・波木邦子。壮絶な過去を抱え、不倫の恋に身をやつし、愛に絶望しかけたその時、8歳年下の青年・真下から真っ直ぐな愛をぶつけられる…。愛に傷つき、愛に生きる女たち、そして男たちの情念を描いた傑作集、第1巻。

蒼い柘榴 第2巻

邦子と、邦子を取り巻く女たち、そして男たちが演じる様々な修羅場。邦子はその人生を柘榴に塗りこめるように筆をとる―。熱病のような若い真下の恋は、愛に絶望していた邦子の心を徐々にとかしていくが、真下はその若さ故に…。女と男の情念を描いた傑作集、完結。