あらすじ

貝原財閥の巨万の遺産を相続した魔里は、貴婦人たちの登竜門「青蘭会」のパーティに招待される。魔里を利用しようと目論む者や陥れようとする者たちの中で、魔里は真摯であたたかな瞳をした神学生の正人と出会い、やがて惹かれるようになる…。神に背き呪いの血を受けた「Λ(ラムダ)の痣」を持つ魔里。その哀しき運命ゆえに、愛に飢え愛に傷つき引き裂かれた心が憎しみの血をふきあげ復讐の炎を燃やす…!!残酷で哀れな華麗なるミステリー!!
Λ(ラムダ)のとき 第1巻

愛する男の裏切りに、悪魔の刻印「Λ(ラムダ)の痣」が目覚める!!腕に「Λ(ラムダ)」形の痣をもつ身よりのない魔里は、貝原財閥の屋敷で使用人として働き、学校に通わせてもらっていた。屋敷に出入りする弁護士で恋人の梶が魔里の心の支えであった。ある日、梶が行方不明だった貝原総帥の姪・亜矢子を連れてくる。亜矢子が現われ魔里の幸せな日々が終わった…。華やかな社交界で裏切りと欲望にさらされた無垢な魂は、魔性へと変貌する!!復讐の申子となった魔里の残酷で哀れな華麗なるミステリー!!

Λ(ラムダ)のとき 第2巻

貝原財閥の巨万の遺産を相続した魔里は、貴婦人たちの登竜門「青蘭会」のパーティに招待される。魔里を利用しようと目論む者や陥れようとする者たちの中で、魔里は真摯であたたかな瞳をした神学生の正人と出会い、やがて惹かれるようになる…。神に背き呪いの血を受けた「Λ(ラムダ)の痣」を持つ魔里。その哀しき運命ゆえに、愛に飢え愛に傷つき引き裂かれた心が憎しみの血をふきあげ復讐の炎を燃やす…!!残酷で哀れな華麗なるミステリー!!