あらすじ新宿の空に、乾闥婆城が浮かんだ……それは封印された香の存在に何者かが気づいた証し…… はるか昔推古天皇の時代、日本最大の香木「法隆寺」が淡路島に漂流した時、雷鳴とともに海は巨大な光に包まれたという。そして現代、法隆寺、蘭奢待に次ぐ新たな香袋が日本に出現した! 巨大な香袋が現れる時は人や動植物はもちろん、自然現象、時空にまで影響を及ぼすという。香と音楽が織りなす、加倉井ミサイルの大作の第一巻、ここに登場!続きを読む