『ナニワ金融道』の作者・青木雄二の半生を描いたノンフィクションコミックが登場!関係者のエピソードを基に、売れっ子マンガ家の日常から夫婦のなれそめまでを赤裸々に描く!<目 次>第13話 えぇネタありまっせ、センセ!第14話 借金被って人間関係終了!第15話 坪崎の事情!!第16話 河川敷の「桃源郷」!!第17話 ウチ、信用でけへん!!第18話 坪崎が逃げた!?第19話 ビルオーナーの夢破れて!?第20話 只今、実家に連行中!!第21話 消えたペテン師!!第22話 1%の賭け!!第23話 二世誕生!!第24話 青木雄二 32歳!!
『ナニワ金融道』の名前はもちろん知っていたが、基本的にお洒落なマンガしか読まない私は完全にスルーしていた。 ある時誰かのツイートで、青木先生がデザイン会社を営んでいて、書体の指定について話をしているコマを見て、「これ読まなあかんやつやん!」となって読んだのだが、めちゃくちゃ面白く、強烈な思想が反映されていて背筋が伸びる作品だった。 仕事に対する姿勢、資本主義に対する態度、逆境での振る舞いなど、ここまでやれるし(やりたくないけど)泥臭くやり抜こうとする人間を決して人は見放さない。世の中の理不尽なルールに対して、そのルールで戦って勝った上で物申せるのは本当にかっこいい。 私も自分の会社がどうにかなってしまったら資本論を読んでマンガを描こうと思います。