あらすじ

それぞれの人類の“天敵”と共に繋がってしまった13の世界―――。“魔族”と“ロボット”の軍勢に囲まれた『魔勢界』の勇者ハロゥ、『機律界』の兵士ケイラたちは、それぞれの“天敵”同士が衝突したことで窮地を脱した。そこに一筋の光明を見出した人類は、「天敵同士を喰い合わせ、潰し合わせる」という途方もない作戦を立案し―――。
バーサス 1巻

天敵“魔族”の台頭と侵攻により、人類が虐げられ続けて数百年。世界は“大魔王”と、その配下である47体の“魔王”により支配されていた。人々は怯えて暮らしながらも、世界中から選び抜かれた47人を“勇者”と名付け、魔王軍に対抗すべく準備を進めていた。そして今、人類の存亡を懸けた決死の作戦が始まろうとしていた―――。

バーサス 2巻

それぞれの人類の“天敵”と共に繋がってしまった13の世界―――。“魔族”と“ロボット”の軍勢に囲まれた『魔勢界』の勇者ハロゥ、『機律界』の兵士ケイラたちは、それぞれの“天敵”同士が衝突したことで窮地を脱した。そこに一筋の光明を見出した人類は、「天敵同士を喰い合わせ、潰し合わせる」という途方もない作戦を立案し―――。

バーサス 3巻

13種の“天敵”と共に融合してしまった世界の中、究極の弱者である人類は生き延びる術を探っていた。『巨人界』の“天敵”巨人族による危機を、『魔勢界』の勇者アリオたちの犠牲によって、ひとまず脱した彼らだったが、束の間の平和は、『魔勢界』の魔族キヴァたち大魔王軍の襲来によって再び破られようとしていた―――。

バーサス 4巻

融合した世界では、13種の“天敵”同士の衝突が日に日に激化していた。『魔勢界』の“魔族”、『天鬼界』の“宇宙人”、『大凶界』の“大怪獣”による三つ巴の戦いの最中、追い詰められた人類は、唯一の拠点を手放すことで、なんとか死地を脱した。『無法界』エリアで次なる安住の地を求める彼らに、この世界の新たな現実が襲いかかる―――。