あらすじ

自分に才能があるかどうかは、自分では測れないし、誰も教えてはくれない。かつて陸上部のエースとしてその才能を期待されていた九重ゆうこは、ある放課後に自身の才能に疑問を抱き始める。やがて階段部の部長となるゆうこに訪れた苦悩とは……!?ここが限界かどうかなんて、分からない。だから僕らは足掻いてみる。たとえそれが無様でも、無駄足でも、何も試さずには終われないから――。ビバ青春の無駄足!えんため大賞から生まれた、疾走する青春グラフィティ、漫画版第3巻!!〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラスト、漫画を「電子版オマケ」として特別収録!!〉
学校の階段1

廊下を走る。走る。廊下を走ってはいけません、なんてことは分かっている。問題なのは、君は本当はどうしたいのか、ということだ。彼ら「階段部」は学校を走りまわる。皆に迷惑を掛けてしまう可能性も承知の上で。では彼らは何故走るのか。ルールを守れない単なる子供か。それとももしかするとこの物語を読み終えた時、彼らを好ましく思っている君がいるのかもしれない--。ビバ青春の無駄足!えんため大賞から生まれた、疾走する学園青春グラフィティ、漫画化第1弾!!〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラスト、漫画を「電子版オマケ」として特別収録!!〉

学校の階段2

他人に迷惑をかけるな。当たり前の話だ。でも人は、他人との関わりの中でしか生きられない。――学校内を駆け回るハタ迷惑な部活「階段部」は、ついに解散の危機に追い込まれる。この部活が他人にとって迷惑であることは知ってる。それでも自分たちの生き方を理解してもらおうと、彼らは他人と向き合うのだ。そう、真正面から。そんな彼らの横顔はもしかすると、少し大人かもしれない。ビバ青春の無駄足!えんため大賞から生まれた、疾走する青春グラフィティ、漫画版第2巻!!〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラスト、漫画を「電子版オマケ」として特別収録!!〉

学校の階段3

自分に才能があるかどうかは、自分では測れないし、誰も教えてはくれない。かつて陸上部のエースとしてその才能を期待されていた九重ゆうこは、ある放課後に自身の才能に疑問を抱き始める。やがて階段部の部長となるゆうこに訪れた苦悩とは……!?ここが限界かどうかなんて、分からない。だから僕らは足掻いてみる。たとえそれが無様でも、無駄足でも、何も試さずには終われないから――。ビバ青春の無駄足!えんため大賞から生まれた、疾走する青春グラフィティ、漫画版第3巻!!〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラスト、漫画を「電子版オマケ」として特別収録!!〉

学校の階段4

大人ってなんだろう。ルールを守る人?他人に迷惑をかけない人?君が憧れていた大人って、どんなものだったのだろう……階段部副部長・刈谷健吾は自らの目的のために危険を犯した過去があった。それは学校のルールを外れ、誰かを悲しませる選択だった。人望を集め、頼られる“大人”のはずの健吾が子供のような身勝手さに走ったその理由を、君は果たして許すのだろうか――。ビバ青春の無駄足!えんため大賞から生まれた、疾走する青春グラフィティ、漫画版完結!!〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラスト、漫画を「電子版オマケ」として特別収録!!〉