あらすじ

激闘の甲子園予選大会1回戦から1年…。一丸となって練習に励んできた選手たちは、著しく成長を遂げていた。そんな葉月高校が、前年度甲子園大会出場、3試合で55奪三振の記録を持つ寒崎洋司率いる栄光高校と練習試合を行うことに…。完全にナメてかかる栄光は、先発に控え投手を起用。葉月ナインは、あっという間に2点を奪い先発をノックダウン。早くも寒崎をマウンドに上げさせる。自らF1ボールと名づけた剛速球で相手をビビらせるはずが、いきなりバットに当てられ呆然とする寒崎…。しかし、試合が進むにつれ松岡に異変が…。実は古傷を持つ松岡の肩は4回までしかもたないのだった。5回についに栄光に逆転されてしまった葉月高。そして夏が立ち上がった! 甲子園という夏の、松岡の、みんなの夢への道が今開かれた! 爽快高校野球マンガ、最終巻(全4巻)!
夏の球児たち1巻

小柄だけどパワフルな女の子・片瀬夏は、中学時代にソフトボール部ピッチャーとして鍛えた腕で、高校に入ってもソフトでがんばるつもりだった。なのに入学した葉月高校には女子ソフトボール部がない…。あるのは今にも廃部になりそうな弱小野球部。悪知恵ひらめいた夏は、男子野球部員に勝負を仕掛ける。それは、夏のピッチングで男子部員が誰もヒットを打てなかったら、野球部は女子ソフトボール部にかわるという賭け! 勝負が始まると夏の剛速球に誰も手が出ない。ピンチを感じた新入部員で夏の同級生・松岡秀一は、自分がピッチャーとなり、夏をバッターボックスに立たせ、逆の立場で勝負に挑んだが、結局軍配は夏に上がり、野球部は女子ソフトボール部へチェンジ。元野球部員たちはマネージャーに成り下がり…。そんなこと知るわけない松岡は、夏へのリベンジに燃え、野球部復活のため、打倒・夏を掲げて猛特訓に励む日々。そんなある日、アクシデント発生! 転んだ拍子に夏と松岡がキス!? 爽快高校野球マンガ、第1巻(全4巻)!

夏の球児たち2巻

夏との勝負に負けて女子ソフト部になってしまった葉月高校野球部。夏とのリベンジマッチに勝利し、野球部を再建させるために過酷なトレーニングを続けた松岡は、大事な肩を痛めてしまった。それでも諦めない松岡はトレーニングを続け、肩はもうボロボロ。投げる球も超スローボール…。一方、夏は松岡との事故的なキス以来、なんか調子が狂って松岡を妙に意識してしまう。懲りずにピッチングに励んでいた松岡だが、それに付き合いキャッチャーをしていた吉川は、松岡の投げる超スローボールの球筋に何かを見出した! 打倒・夏への切り札発見? はたして勝負の行方は…!? 爽快高校野球マンガ第2巻(全4巻)!

夏の球児たち3巻

夏とのリベンジマッチ。肩の故障が偶然ナックルボールを生み出していたのだ! 見事復活した野球部は、1人足りないメンバーを強引にバレー部から引き抜き、夏とけい子はマネージャーとして部員をサポートしながら予選大会の幕は開けた。迎えた1回戦の相手は大会屈指の好投手・奥寺を率いる固い守りに蒲須高校。でも試合直前まで夏の猛特訓によってメンバー全員フラフラの葉月ナインは、立っているがやっとの状態…。決め球のナックルで真っ向勝負に挑み、蒲須打線を次々封じ込めた。迎えた葉月高の攻撃。奥寺の投球を研究し、ナインを指導してきた夏の成果が思いっきり効果を発揮する。まさかまさかの打線爆発で、奥寺から次々にヒットを奪う! しかし肝心の得点が入らないまま試合は進んでいく…。激しい死闘、勝利が見えてきたのだが…!? 爽快高校野球マンガ第3巻(全4巻)!

夏の球児たち4巻

激闘の甲子園予選大会1回戦から1年…。一丸となって練習に励んできた選手たちは、著しく成長を遂げていた。そんな葉月高校が、前年度甲子園大会出場、3試合で55奪三振の記録を持つ寒崎洋司率いる栄光高校と練習試合を行うことに…。完全にナメてかかる栄光は、先発に控え投手を起用。葉月ナインは、あっという間に2点を奪い先発をノックダウン。早くも寒崎をマウンドに上げさせる。自らF1ボールと名づけた剛速球で相手をビビらせるはずが、いきなりバットに当てられ呆然とする寒崎…。しかし、試合が進むにつれ松岡に異変が…。実は古傷を持つ松岡の肩は4回までしかもたないのだった。5回についに栄光に逆転されてしまった葉月高。そして夏が立ち上がった! 甲子園という夏の、松岡の、みんなの夢への道が今開かれた! 爽快高校野球マンガ、最終巻(全4巻)!