あらすじ

定年後に田舎へ引っ込み自治会長となった丸山は悩んでいた。長年住み続けた住民と新しく住みついた住民とがしっくり折り合えないのだ。地元民と新住民がいかに解け合うか、これは今後、さらに大きな問題になっていくだろう、と丸山は真一に話す。そこで考えついたのが「祭」だ。ちょうど30年も使われずに放置されている神輿あり、それを復活させ両者の交流を深めようというのだ。ただ放置された神輿の傷みがひどい。修繕は浅草の神輿作りの名人に依頼することにしたが……その職人・荻野もまた「定年退職組」だった!? 果たして丸山の作戦通りにいくのか!? 篠原とおる先生&あべ善太先生がお贈りするヒューマンドラマの傑作! 定年という第二の人生のスタートラインに立った男がファインダーを通して見た様々な人間模様とは!? 定年された方、そして何より現役世代にも手にとっていただきたい感動の応援歌、第2巻!!
定年諸君!1巻

銀行の支店長を勤め上げ、晴れて定年退職の身となった小田柿真一。退職の日から早10日。朝からアルバムを眺める日々を送っていた。家族はその急にしぼんだ姿に少し心配気味。仕事一筋だった父。何か趣味でも見つけてくれれば……。一方の真一はアルバムを眺めながら考えていた。とある本の「死んだら写真しか残らない人生なんてつまらん」という文言が突き刺さる。自分が残す写真はアルバム3冊分……少な過ぎる、と。退職仲間は次々と第二の人生を有意義に過ごすため動き始めている。自分は……そうだカメラはどうだろうか!? そして真一は動き始めた! 篠原とおる先生&あべ善太先生がお贈りするヒューマンドラマの傑作! 定年という第二の人生のスタートラインに立った男がファインダーを通して見た様々な人間模様とは!? 定年された方、そして何より現役世代にも手にとっていただきたい感動の応援歌、第1巻!!

定年諸君!2巻

定年後に田舎へ引っ込み自治会長となった丸山は悩んでいた。長年住み続けた住民と新しく住みついた住民とがしっくり折り合えないのだ。地元民と新住民がいかに解け合うか、これは今後、さらに大きな問題になっていくだろう、と丸山は真一に話す。そこで考えついたのが「祭」だ。ちょうど30年も使われずに放置されている神輿あり、それを復活させ両者の交流を深めようというのだ。ただ放置された神輿の傷みがひどい。修繕は浅草の神輿作りの名人に依頼することにしたが……その職人・荻野もまた「定年退職組」だった!? 果たして丸山の作戦通りにいくのか!? 篠原とおる先生&あべ善太先生がお贈りするヒューマンドラマの傑作! 定年という第二の人生のスタートラインに立った男がファインダーを通して見た様々な人間模様とは!? 定年された方、そして何より現役世代にも手にとっていただきたい感動の応援歌、第2巻!!

定年諸君!3巻

真一の田舎の相山線が廃線になるという。そのサヨナラ列車の運転士は、真一の同級生の椎野高夫だという。彼もまた最後の乗務後は「定年退職」となる。そんなこともありそのサヨナラ列車で小学校の同窓会を開くことになった。続々と集まる懐かしい同級生の面々。恩師も参加し、小学校時代を思い出し、車内は大盛りあがり。車窓からはサヨナラ列車を見送る今の小学生たちが……そう50年前、相山線が開通した際、真一達は同じように集まり小旗を振っていた。あれから50年。皆の心に様々な思い出が映し出される……。篠原とおる先生&あべ善太先生がお贈りするヒューマンドラマの傑作! 定年という第二の人生のスタートラインに立った男がファインダーを通して見た様々な人間模様とは!? 定年された方、そして何より現役世代にも手にとっていただきたい感動の応援歌、第3巻!!