あらすじ

両者とも心臓が止まってしまうかと思われた2分59秒、謝名堂の左がキエフを捉えた。KO勝ちを収めた謝名堂は、日本タイトルに挑戦。相手の石楯は謝名堂の拳を潰そうと、左パンチに右拳を激突させてくるが折れたのは石楯の拳だった。父が最後に戦って死んだ相手・世界チャンピオンのルイスが引退間近だと聞いた謝名堂は、早く彼への挑戦権を得るために東洋太平洋チャンピオン・サーマートを戦うことを決意、敵地タイへと入る。だが敵は、サーマートだけではなかった。ムエタイの技まで使ってくるサーマートに、反則を取らないレフリー。追い詰められた謝名堂は…。
覇拳伝ジャナドウ 1巻
パンチに破壊力が有り過ぎて、左拳を4度も骨折しているボクサー・謝名堂。だが2年も試合から遠ざかりながら、まだチャンピオンへの道を諦めていなかった。世界戦を控えている加納のスパーリング相手を務め、一発でKOしてしまう。左拳が甦ったと喜んだジムの会長は、謝名堂の復帰戦を組んだ。右パンチで相手をKOした謝名堂だったが、試合用の薄いグローブでは骨折を恐れて左パンチを打てないことが判る。それでも勝ち続けた謝名堂は、日本ライト級1位を懸けてキエフと戦うことになった。常人の目には捉えられないキエフのスピードに、本能でついていく謝名堂。キエフの闘争本能も目覚め、3ランド開始から両者無呼吸のままで打ち合いが続く!
覇拳伝ジャナドウ 2巻
両者とも心臓が止まってしまうかと思われた2分59秒、謝名堂の左がキエフを捉えた。KO勝ちを収めた謝名堂は、日本タイトルに挑戦。相手の石楯は謝名堂の拳を潰そうと、左パンチに右拳を激突させてくるが折れたのは石楯の拳だった。父が最後に戦って死んだ相手・世界チャンピオンのルイスが引退間近だと聞いた謝名堂は、早く彼への挑戦権を得るために東洋太平洋チャンピオン・サーマートを戦うことを決意、敵地タイへと入る。だが敵は、サーマートだけではなかった。ムエタイの技まで使ってくるサーマートに、反則を取らないレフリー。追い詰められた謝名堂は…。
覇拳伝ジャナドウ 3巻
サーマートがダウンしても、レフリーのカウントは進まない。おまけに30秒も残っているにも拘らずゴングを鳴らされる。酷すぎるえこひいきの中、それでも謝名堂はサーマートをKOした。しかしなお、審判は謝名堂の反則負けを宣告する。そして暴徒から謝名堂を助ける条件として、『神』と呼ばれているブラッチャオと戦うことを命じられた。試合はノールールのデスマッチ。謝名堂は勝つが、またしても麻薬使用の汚名を着せられようとする。そこに出てきたサーマートが、謝名堂の無実を国王の前で明かし、悪徳プロモーターを断罪して謝名堂を救った。そして謝名堂はルイスとの世界戦へ!