あらすじ14世紀。地理学者バットゥータ先生に買われた奴隷リタは絶賛「命がけの三大陸周遊」中。旅の途中ダマスクスの先生の実家で、先生の妻に会ったリタは、どうやら自分が「インドに行きたい」と思っていたらしきことに気が付く。旅はついに最終目的地へ…? 堂々完結!
元ネタはイブン・バットゥータの旅行記だけど基本的に奴隷少女リタの視点で描かれる。 リタはまだ卑屈で言葉を覚えたのも「弱いから」だとかいうありさまだが、今後成長していきそうな雰囲気。 奴隷が出てくる漫画はけっこうある( ヴィンランド・サガ みたいに途中で奴隷になったり、異世界ものに仲間として登場したり )が、リアル寄りの世界観で奴隷を主役にするのはたぶん珍しい。今後に期待大。 絵はけっこう上手いと思うんだが、なぜか地味で雑な感じになってしまう…