私が棄てた娘に会いたい!~末期がん母の切なる願い~/人生の選択を迫られた女たちVol.7
ありがとう、母さん~愛しい昭和のシングルマザーへ贈る言葉~/人生の選択を迫られた女たちVol.7
女たちの格差友情~愛だけは奪わないで~三年坂の向こうに/人生の選択を迫られた女たちVol.7
私・青木祥子(あおき・しょうこ)と、彼女・藍原貴子(あいはら・たかこ)は幼い頃から、お互いに裕福な家の娘同士なかよしだった。ところが、私の父の会社が倒産したことによって、二人の人生は大きくかけ離れていった。父は心労で他界、私と母は屋敷を手放して小さなアパート住まいの生活となり、働く母を支えるために私はアルバイトに精を出した。当然のように、いつしか私と貴子の関係は疎遠になっていき、お互いに21歳になった現在、貴子は順調に有名私立に通うお嬢様女子大生となり、私は好きなピアノを活かすべく昼は子供向けピアノ教室の先生、夜はパブのラウンジ奏者として働いている。相変わらず裕福な環境の貴子に比べて、私のほうは仕事は楽しいけれど生活はやはりギリギリで…でもひとつだけ、私には貴子に負けないものがあった。それはかつて亡き父の部下だった人の息子・武藤道春(むとう・みちはる/24歳)の存在。彼と私は固い愛の絆で結ばれ、彼が司法試験に合格した暁には結婚する約束を交わしていた。「ほら貴子、この世には“愛”という、決して金で買えないものもあるのよ」…ところが、まさかその愛までも彼女が奪っていこうとするとは……!?――悲しみと憎悪の果てに貴子の命を奪わんとする祥子だったが――…?(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.7-3~特集/家族の一大事!!」の内容と重複しています。ご注意ください)
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