あらすじ九十九橋に現れる首なし武士の行列を調べに来た天下御免の首斬り稼業・鍔鳴一平(つばなり・いっぺい)。首なし行列を見た者は必ず災難に遭うと言われ、その行列が通るという道筋はすっかり寂れていた。そしてその地の代官・兼村(かねむら)に見廻りを厳重にさせ、自らも九十九橋に立って見張り続ける鍔鳴のおかげで、首なし行列が現れなくなり道筋は活気を取り戻していく。しかしある夜、首なし行列が再び現れて……!?