あらすじ美術史のIF世界を描く物語、開幕。絵が一枚も売れない37歳のゴッホと、神童と呼ばれる8歳のピカソ。「正しい」絵だけを描いてきたピカソは、自由に描き続けるゴッホに衝撃を受け、その背を追うようになるーー。ゴッホが没する1890年フランスを舞台に、出会うはずのなかったふたりの邂逅を描き出す意欲作。
終始vs化け物な芸術のぶつけ合い。アバンギャルドな線に絵に物語。 ただ、ゴッホってこんな人物だったんだ、と物凄く親近感が持てるようになったり、ピカソって生意気なやつだったんだな、と印象を変えられることで、全く理解できなかった彼らの芸術に少し興味が持てるようになるキッカケには充分だった。