野球少年 1巻
▼第1話/青空のボール▼第2話/ひもじいボール▼第3話/野球雲見えた▼第4話/傷ついたボール▼第5話/友情のボール▼第6話/さよならのボール▼第7話/ふれあうボール▼第8話/最後のボール ●登場人物/野原広太(亡き父のようにプロ野球選手になるべく、毎日練習に励む野球少年)。●あらすじ/終戦まもない昭和21年、人々の生活もまだまだ貧しかったころ、野原広太は巨人軍の選手だったという父が戦地から帰ってくるのを母、姉、兄とともに待っている。ある日、草野球に興じる少年たちの仲間入りをした広太だが、父から野球を教わったことのない広太は、投げるのも打つのもヘタクソなのだった。家に戻った広太は、父の写真の前で「上手になるからね」と誓い、練習に精を出す。そして数日後、隣町との試合で広太は逆転サヨナラヒットを放つが、その頃、家には父の戦死の知らせが届いていた(第1話)。▼巨人軍の仕事をしている大島氏が野原家を訪問し、戦争で亡くなった選手の家族を巨人VS阪神戦に招待するとチケットを置いていった。喜ぶ母だが、その頃広太は、野球チームの仲間たちとヤミ市で盗みを働く計画をたてていた(第2話)。▼広太はヤクザの稲垣と知り合う。彼は元・中等野球の花形選手で、戦争さえなければプロ野球の選手になっていたかもしれない人だ。広太たちのチームはちょくちょく稲垣から野球の指導を受けるようになるが、彼はヤクザ同士の抗争のために死んでしまう(第4話)。
野球少年 2巻
▼第1話/誓いのユニフォーム▼第2話/涙色のボール▼第3話/再会のホームベース▼第4話/出会いのマウンド▼第5話/再起のボール▼第6話/焼け跡のダイヤモンド▼『釣りバカ原人 デンと呼ばれた男』▼『釣りバカ原人 ロックランド紛争って!?』 ▼『釣りバカ劇場 ヒラメと呼ばれた男』 ●登場人物/野原広太(亡き父のようにプロ野球選手になるべく、毎日練習に励む野球少年)。タツ(昔、広太に野球を教えたヤクザの稲垣の舎弟。心やさしいヤクザ)。大島(元・巨人軍の選手で広太の父の後輩。小さい頃から広太のためにいろいろアドバイスをしてくれた人物)。●あらすじ/立ち退きのため、草野球チームの仲間たちがいなくなってしまった。広太が野球を続けるためには、中学の野球部に入るしかない。だが広太は靴みがきをして家族の生計を支えているため、部活に入っても、練習の途中で抜けなければならないことがネックとなるのだが……(第4話)。▼才能を順調に延ばし、高校3年生になった広太は、プロ野球のスカウトにも注目されるようになる。巨人のスカウトも例外ではなく、広太の才能を本物とみたスカウトは、高校の監督に挨拶をして帰るのだが、その一週間後、広太が監督のもとに訪れると、彼はジャイアンツではなくジャガーズへ入るようにと広太に話をする。その話を不審に思ったヤクザのタツは、監督からことの真相を聞き出す(第5話)。▼甲子園大会への予選、ヒットを放った広太はベース上のクロスプレーで三塁守と激突、大事な右腕を複雑骨折してしまう。二度と野球のできない身体となってしまった広太はショックのため家出。だが彼を追いかけてきた大島によって広太は新たな道をみつける(第6話)
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