あらすじ

おシャカさまのよき信者となり、最初の仏像をつくったといわれる伝説の人ウデーナ王の数奇な運命を描いた一代記。
おシャカさまと弟子たち〈1〉モクレンとシャリホツ
村の祭りのにぎわいを見てもむなしさを感じ、そこに無常を見てしまうモクレンとシャリホツ。そんなふたりだが、やがておシャカさまと出会って弟子となり、教えに耳を傾け、悟りを開く。それぞれ神通第一、智恵第一といわれるようになったモクレンとシャリホツは、おシャカさまの両腕となって多くの人々を救い、さまざまな悪の手から教団を守り育てる。そのふたりの足跡をここに呈示。
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おシャカさまと弟子たち〈2〉アナンダとラゴラ
悟りを開き、ブッダとなったおシャカさまは故郷シャカ国を訪れ、息子ラゴラを出家へと導く。親子の愛よりも深く慈愛に満ちた仏弟子のひとりとして説く教えは、ラゴラに深い感動を与えた。真理の教えを求めて、おシャカさまを慕って弟子入りを願うシャカ族の若者が後を断たなかった。修行に励み、悟りを得るに至った仏弟子たちの姿をドラマチックに追う。
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おシャカさまと弟子たち〈3〉おシャカさまの母と妻
女性の出家が認められ、初めての比丘尼僧団が形成されるまでを、おシャカさまとともに生きた母と妻の姿を中心に描く。
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おシャカさまと弟子たち〈4〉女性の信者たち
おシャカさまの教えを謙虚に学んで、心おだやかに死んでいった第一王妃。一方、おシャカさまと第一王妃に復讐と嫉妬の炎を燃やし、ついには非業の死を遂げてしまう第二王妃―。同じ境遇にありながら対照的な生き方・死に方をしたふたりの女性を描いた「ウデーナ王の妃」をはじめ、仏典からとったおシャカさまをめぐる女性たちの物語、四話。美醜や愛欲、執着に苦しむ女性たちをおシャカさまはどう導き、救ったか?
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おシャカさまと弟子たち〈5〉十大弟子
おシャカさまの大切な説法の最中に、居眠りをしてしまったアナリツ。修行を怠ける心を戒めるためにアナリツは以後、睡眠を断つことを誓う。が、そんなアナリツを失明の危機が-。肉体の目を失っても己の意志を貫き、純粋な心の眼を得た天眼第一のアナリツをはじめ神通第一のモクレン、智恵第一のシャリホツ、説法第一のフルナ、密行第一のラゴラなど、おシャカさまという大樹の幹から伸びた十本の輝ける枝葉、十大弟子の生涯を心にしみいるエピソードでつづる。
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おシャカさまと弟子たち〈6〉
おシャカさまのよき信者となり、最初の仏像をつくったといわれる伝説の人ウデーナ王の数奇な運命を描いた一代記。
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