あらすじ

“神”として“妖怪”として親しまれてきた“天狗”に独自の解釈を加え、イマジネーションあふれる作品世界に昇華させた『天空之狗』がいよいよ登場。天空社は表向きオカルト月刊誌「ミスト」を発行する出版社だが、本来は“天狗”としての使命を果たすためのメンバーが集った超能力者集団“天空之狗”だった。太古の昔より人間の精神に取り憑き、人間を食い物にしてきた闇の魔物・禍霊(まがつひ)の封印が解かれつつあることを知った“天空之狗”は、この世界を守るため“この世の外”との戦いに挑む。
天空之狗 1巻

“神”として“妖怪”として親しまれてきた“天狗”に独自の解釈を加え、イマジネーションあふれる作品世界に昇華させた『天空之狗』がいよいよ登場。天空社は表向きオカルト月刊誌「ミスト」を発行する出版社だが、本来は“天狗”としての使命を果たすためのメンバーが集った超能力者集団“天空之狗”だった。太古の昔より人間の精神に取り憑き、人間を食い物にしてきた闇の魔物・禍霊(まがつひ)の封印が解かれつつあることを知った“天空之狗”は、この世界を守るため“この世の外”との戦いに挑む。

天空之狗 2巻

あまりに奇怪な事件のため、マスコミには伏せられ、警察上層部から天空社に寄せられた、急激に降る砂で死者が出る事件。残された砂の分析結果から、中東の砂であることが分かる。滅びの魔力を持つ砂に対し“天空之狗”はどう立ち向かう!?

天空之狗 3巻

内臓の一部が食い破られた女性の死体が2体、海岸に流れ着く事件が起きる。天空社の社長・天津力は何か心当たりがある様子だが……。一方、この国の歴史の裏側で“天空之狗”と暗闘を繰り返してきた紅神会(=天空之蛇)のサタンは、ヨーロッパの蛇“薔薇十字団(ローゼンクロイツ)”と手を組み“天空之狗”に戦いを挑む。

天空之狗 4巻

紅神会(=天空之蛇)は、新たな指導者・砂探亮(さたん・りょう)のもと天空社を襲撃する。窮地に陥る“天空之狗”メンバーたち。そんななか“天空之蛇”のメンバーである亜門輝(あもん・あきら)が砂探に詰め寄る。“天空之蛇”と“天空之狗”の戦いの行方は……? “天狗”を新解釈で描いた永井豪の野心作、第一部完。