あらすじ

寛永元年(一六二四年)、深河藩のあるのどかな農村に突如現れた流行病。次々と村人達に襲いかかる様は、まるで生ける屍のよう。不死の化け物から愛する者達を守るために、素性が明かされぬ謎の侍、田蕗十造が再び刀を握る――
侍VSゾンビ上巻
寛永元年(一六二四年)、深河藩のあるのどかな農村に突如現れた流行病。次々と村人達に襲いかかる様は、まるで生ける屍のよう。不死の化け物から愛する者達を守るために、素性が明かされぬ謎の侍、田蕗十造が再び刀を握る――
侍VSゾンビ下巻
人智をはるかに超えた存在、生ける屍を一体でも多く倒すため、やり切れない悲劇を胸に村を旅立った十造。この事態の原因は一体何なのか、どうすれば食い止めることができるのか…それを突き止めようとする最中、様々な困難が目の前に立ちはだかり、十造の過去とも交差して物語が大きく収束していく。