あらすじ運命の出会いを果たした浮世絵師・池田輝方と女学生・榊原百合子。絵画展落選に落ち込む百合子は、半ば投げやりに輝方へ求婚するが…?すれ違い、ぶつかり合い、夢と現の境目も時代すらも飛び越えて、それでも人は愛することをやめられない。描くことにも愛することにもまっすぐに突き進んだ二人の恋路の果てにあるものとは…。時を超えて紡がれる芸術と愛を描いた、タイムレス・ラブストーリー、堂々フィナーレ!
毎週モーニングで読むのが楽しかったです。特に前半の昔の少女漫画みたいなノリがたまらなくツボでした。大正時代に実在した日本画家のカップルをモデルにしていて、漫画になるくらいだから波瀾万丈なのは仕方ないんですけど、2人がすれ違っていくのは読んでいて辛かったな…。でもあの状態からヨリを戻すからすごいです(実際にそうらしい)。最終4巻には描き下ろしのエピローグがあります。個人的に装丁を鈴木哲生さんがされているので紙で買うのがおすすめです。