あらすじ平良に一喜一憂するなんて、俺はおかしい。これが恋だなんて、これ以上の屈辱はない──切望していた再会の後、久しぶりに清居(きよい)と二人きりの時間を過ごすことになった平良(ひら)。けれど解散する間際、清居から告げられたのは予想外の問いだった。「そいつと俺と、どっちが好きなんだよ」。卒業式のキス。平良からの連絡を待ち続けた日々。偶然と思われた再会の、その舞台裏──もう一度会いたい。もう二度と会いたくない。揺れ続けた清居の想いが、ついに答えを指し示す──!?