あらすじ渋谷中央署の刑事・神蔵響と、天然トラブルメイカーの平間シンゴ。かつて響の“暴走”によって粉々に壊れた二人の関係は、厳粛な誓いにも似た響の言葉で再びスタートラインに立った。あれだけ不遜で強引だった男が、情欲の欠片も見せず、抱き締めてくる。そのことに、安堵とは別に、不思議なもどかしさも感じるシンゴ。友情と恋情の狭間で振り子のように揺れる想い――そんな時シンゴが凶悪なストーカー「OWL」に狙われ…! お互いを欲し、ついに体を繋げる二人。「俺にとって響の存在は、特別なのか。一線を越えて……確かめたい」