あらすじ

藤田敏八や神代辰巳ら実力派の監督が快作を発表し、日活ロマンポルノに対する世間の評価を塗り替えていく。活気づく撮影所だが、その頃アリは冴子を奪うため日活を辞める決心を固めるー。波乱の展開が続く最終巻!
R★P ロマンポルノ1

「中止!中止だ!!」 昭和46年(1971年)・夏。日活撮影所に、映画製作中止を伝える大声が響き渡った。 数々の名作や大スターを生んだ映画製作会社・日活は毎月1億円の赤字をタレ流し、存続の危機に立っていた。 日活に憧れて入社した契約助監督の阿里純(あさと じゅん)も、大監督になる夢を絶たれるピンチに直面。情熱のやり場のなさにくすぶっていた。 起死回生を図って会社が出した方針とは「成人映画を製作すること」だった――!! 鈴木清順監督、白川和子ら時代を彩る映画人が実名で登場! 関係者や日活への取材をもとにした”実録”マンガ。

R★P ロマンポルノ2

とうとう日活ロマンポルノ第一弾『団地妻 昼下りの情事』が公開になった。予想を超える反響にアリたちも手応えを感じる。 しかし、この大成功を苦々しく思う人物がいて…。公開早々、ロマンポルノ大ピンチ!?

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R★P ロマンポルノ3

地元の友人・ヒロと遭遇したアリは2人新宿の繁華街に繰り出すが、そこはとても刺激的だった。 そんな折、制作が続いていた日活作品は警察の摘発によって上映中止を余儀なくされ――?

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R★P ロマンポルノ4

警察から抑圧されるポルノ映画に対し「恥じたりしない」と決意を新たにするアリ。 警察の聴き取りに臨む女優・中川梨絵は、威圧的な尋問をする刑事たちを手玉に取るような態度をとり――。

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R★P ロマンポルノ5

目隠しをされてバスに乗せられたアリ。辿り着いた先の洋館でサドマゾショーが開幕し、想像を超えたもの目の前で繰り広げられ――。伝説のポルノ映画にすべてを捧げた者たちの実話ストーリー!!

R★P ロマンポルノ6

日活の経営陣が計画倒産を狙ってるとの噂が流れ始める。同じくして低賃金に苦しむスタッフの中には退職を考え出す者もでてきて――。鈴木清順監督、白川和子ら時代を彩る映画人が実名で登場! 関係者や日活への取材をもとにした“実録”マンガ。※この作品は「R★P ロマンポルノ」take42~50までの内容が含まれております。重複購入にご注意ください。

R★P ロマンポルノ7

藤田敏八や神代辰巳ら実力派の監督が快作を発表し、日活ロマンポルノに対する世間の評価を塗り替えていく。活気づく撮影所だが、その頃アリは冴子を奪うため日活を辞める決心を固めるー。波乱の展開が続く最終巻!