山にある寂れた洞窟。忘れられたその洞窟で、生まれるはずのない新たな“魔物”が産み落とされた。魔物の名前は“ブラックウーズ”。黒い色をした以外はなんの取り柄もない、ただのスライム。だが、このスライムは「取り込んだ生き物の能力を取り込む」特性を持っていた。麻痺毒を持った虫を捕食し、人里の家畜を襲い、そして人間を取り込み、人間の知性や“欲望”を手に入れてしまった。やがて魔物は、洞窟へ探索にやってきたある女魔導師をターゲットに定めた。世界はまだ知らない。“魔物が産まれた”ことを……。
突然変異で生まれた1匹のスライムが、女たちを、そして世界を蹂躙し尽くす!!!
王都への侵入に成功したスライムは人を媒介に増殖しながらじわじわと王都、ひいては王宮の中枢へと侵入していく…。次世代官能ダークファンタジー 第4巻!
魔物の脅威が失われ始めた世界で、スライムの変異種として生まれ人々を取り込みながら進化し続けた魔物――ブラックウーズ。ミスリル廃坑に現われ、その個体がどうやってかこのエルフの国『フォンティーユ』までたどり着き、それだけでなく城内にまで侵入した。かつて勇者とともに魔王を討伐し、『フォンティーユ』の女王レティシアはスライムとの戦闘に敗れ、王国崩壊していく――――…。
欲望に取り込まれ女たちは洞窟で陥楽する、次世代官能ダークファンタジー!突然変異で生まれた1匹のスライムが、女たちを、そして世界を蹂躙し尽くす!!!